エディ 終戦管理局報告書：第1573号 Name. ZATO-1 Height 181cm Weight 68kg Birthday 1/28 Bloodtype A Type Spanish 当該固体は、元々アサシンの一員であった。当管理局は、これに禁獣を提供し、その力を測定した。禁獣とはギア技術から派生した寄生生物の一種であり、素体を源泉とするのではなく、単純に寄生する点が異なる。 当該固体はその力を持って頭領に成り上がり、のちに第二次聖騎士団団員選考武道会に出場。それ以降、行方が不明となっている。 選考武道会を通じ、禁獣のデータ取得には成功した。当該固体の追跡失敗は問題であるが、致命的ではない。 当該固体は禁獣に意識を奪われたか、あるいは単に死亡したと考えられる。後者はもとより、前者の場合も、問題はない。禁獣には寿命が設定されているためである。 また固体の失踪に伴い、リーダーを失ったアサシン組織も、弱体化している。 これらの点を勘案し、当該固体の危険度はCとする。 RiskRating : C 「認メヌゾ！人ノ仕組ンダ死ナド！」 ファウスト ……率直に 申し上げましょう。 手遅れです。 一回戦ファウスト エディ フム。 　 ファウスト 細胞が 自壊し始めています。 　 兵器としての 暴走を防ぐためと 考えられます。 　 エディ ニンゲンメ。 ソレデ私ヲ出シ抜イタ ツモリカ！ 　 ファウスト 力を使わねば、 人間並には長生き できますよ。 　 エディ ……ソウカ。 　 ファウスト 何をするつもりですか？ 気持ちはわかりますが、 野放しにはできません。 　 エディ 貴様ハ モウ用無ナシダ。 　 立チフサガルナラ 死ヲ見ルガイイ。 　 エディ 医者ゴトキト 甘クミタガ…… 二回戦イノ 意外ト 手間取ッタナ。 　 イノ 聞いてたわよ？ 　 エディ 何者ダ？ 　 イノ 誰だって いいじゃない。 　 いいこと 教えてあげる。 　 エディ ホウ？ 　 イノ 身体を取り替えれば 寿命も延びるわ。 　 エディ ダメダ。 既ニ人間ノ身体デハ 拒否反応ヲ起コス。 　 イノ 並みの人間ならね。 人外の肉体なら…… 　 あなたを受け入れ ら・れ・る・か・も？ 　 エディ 人外カ……ナラバ オマエデモ ヨイワケダナ。 　 イノ なぁに、それ？ 　 エディ 貴様ノオーラガ 常人ノモノニハ 見エヌ。 　 確カメサセテ モラウゾ。 　 イノ なかなか やるじゃない。 三回戦ポチョムキン あなたに ぴったりの身体があるの。 　 エディ ホウ？ 　 イノ でも……あなたに勇気が あるかしら？ 　 エディ モッタイブルナ。 早ク言エ。 　 イノ 地上最強のギア。 ディズィーよ。 　 ポチョムキン ……その名を聞いては 帰すわけにはゆかぬな。 　 エディ マズハ 貴様カラダ。 デカブツ！ 　 ジョニー おーい ディズィー！ 四回戦ジョニー エディ ホウ、 ディズイーハ コノヘンニイルノカ？ 　 ジョニー ……アンタ 何者だ？ 　 うちの団員に 手を出す気なら あきらめたほうがいいぜ。 　 俺は嫉妬深いんだ。 　 エディ 好キナダケ 悶エルガイイ。 地獄デナ！ 　 メイ ジョ、ジョニー！ 五回戦メイ エディ 同族愛……カ。 私ニハ遠イモノダ。 　 兵器ニ同型ハ アッテモ 同族ハナイ。 　 メイ それはね、 寂しいって 気持ちだよ。 　 エディ フ、ソウナノカ？ 　 メイ でも…… ジョニーを傷つけられた ボクだって、寂しいんだ！ 　 エディ カクテ人ハ 傷ツケアウ、カ。 　 エディ ヨウヤク 会エタナ。 六回戦ディズィー ディズィー あなたは……？ 　 エディ 細胞ガ言ッテイル。 　 貴様コソ ワガ敵ニシテ ワガ希望。 　 ディズィー 私も……感じます。 　 禁獣は 対ギア兵器として 開発された。 　 でも、私たちが 闘わなくても いいはずです。 　 エディ ソウトモ。 貴様ヲ襲ウノハ 私自身ノ意志ダ！ 　 ディズィー 残念です。 本当に……。 　 エディ ヨウヤク…… 身体ガワガ手ニ……。 ED イノ おっと、そこまでだ。 　 そのギアは アタシがもらうよ。 　 エディ 貴様、話ガ違ウゾ！ 　 イノ 今頃気が付いたのかい、 このウスノロがっ！ 　 エディ 負ケハセヌ！ アト一歩ナノダ！ 　 イノ テメェ そろそろ寿命だろ。 　 大人しくドブ底に なってな！ 　 あの男 ……ギアに禁獣、か。 　 イノめ、ずいぶんと 引っかき回して くれたな。 　 ……ほう、 まだ息があるか。 　 ディズィーを 倒したとなると 並みの禁獣ではないな。 　 レイヴン？ 　 レイヴン お側に。 　 あの男 この男を サンプルとして 持ち帰ってくれ。 　 レイヴン はっ。 　 あの男 私は……少し ギアと話してゆく。 　 ……生体兵器が そのスペックを 超える。 　 これもまた 進化と 呼ぶべきか……。

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prezented by Akasa Rira 2002