御津闇慈

終戦管理局報告書:第4152号
Name. Anji=Mito
Height 183cm
Weight 68kg
Birthday 1/1
Bloodtype B
Type Japanese
当該個体はジャパニーズであり、現在脱走中である。
私設脱走後、いかなる経路によるものか、神器「絶扇」を入手し、現在も逃走中である。
ジャパニーズの文化を血統を正統に受け継いだ者であり、舞による闘技を完成させている。
行動基準は不明瞭であるが、ギアおよびその製作者を追っている節がある。
それもジャパニーズの多くに見られる怨恨ではなく、単なる好奇心である、と観察されてはいるが、その本心は不明である。
いずれにせよ、制御防法を持たないジャパニーズが野にあること自体危険として考えるべきであろう。
それを考慮して危険度はAとする。
RiskRating:A

「天地に無双の舞、とくとごそうじろ」
カイ 御津闇慈さん、ですね。
お聞きしたいことが
あります。
一回戦カイ
闇慈 警察の御仁が
何の用だね?
 
カイ あなたは……今、
ジャパニーズとして
指名手配されていますが……。
 
闇慈 とと、そういうわけか。  
まぁ、そっちも仕事だもんな。
だが、俺もただでは
捕まらないぜ。
 
カイ 待ってください。
そういう意味では…。
 
闇慈 んじゃ、
悪いけどまたな。
二回戦ザッパ
カイ 待ってください。
話を……。
 
闇慈 ここで
捕まるわけには
いかないな。
 
あの男には聞きたい話が
たっぷりあるからな。
 
ザッパ あ、あの、
そこの人?
 
闇慈 何だい?  
お、あんた
重そうなの
肩にのっけてるね。
 
ザッパ きぃぃやああああ!  
闇慈 って聞こえて
ないか。
 
闇慈 アンタがここに
いるってことは。
三回戦アクセル
アクセル そ。
あいつの居場所なら
掴んだぜ。
 
闇慈 それは重畳。
ご一緒して
よろしいかな?
 
アクセル 男二人で
並んで歩く
趣味はねぇや。
 
場所は教えてやるから
どっちが先に行くかは
 
これで
決めるってなどうだ?
 
闇慈 その話、乗った!  
闇慈 さぁて、
こっちのほうだと聞いたんだが……
四回戦梅喧
梅喧 待ちな、
どこへ行く気だ?
 
闇慈 こりゃ久しぶり。
追っかけてるのは
姐さんと同じ男だと思うよ。
 
梅喧 余計な手出しはご免だぜ。  
闇慈 それだけは約束できないな。  
梅喧 命まで取ろうたぁ言わねぇ。
さっさと消えな!
 
テスタメント ここから先は行かせぬ。 五回戦テスタメント
闇慈 なんでよ?  
テスタメント 定命の者が見て
いいものではないぞ?
 
闇慈 寿命の長さで
区別してどうするよ?
 
見たいものは見る。
そいつが長生きの
秘訣だぜ?
 
テスタメント ふん……屁理屈を。
長生きは保証せんぞ。
 
ソル 帰れ。 六回戦ソル
闇慈 ったく、お前もそれかよ。  
ソル ん?  
闇慈 俺は話聞きに
行くだけだぜ?
 
ソル 闇に葬る秘密もある。  
闇慈 秘密なんてものはな、
ぱーっとお天道さんの下に
晒してみんなで聞けばいいんだよ。
 
そうすりゃ、
殺し合いもなくなるってもんだ。
 
ソル ……達者な口だ。  
闇慈 通さないってんなら
腕のほうも
お目にかけるぜ!
 
ソル 通さん!  
闇慈 上等!  
闇慈 さぁて、そこのお嬢さん。
俺は闇慈ってもんだ。
七回戦イノ
ちょいとあのお方に
お目通り願いたいんだが?
 
イノ あぁん?
勘違いしたジャパニーズが
何いきがってんだよ?
 
この変態露出野郎が、
潰すぞ?
 
闇慈 な、な、な、ナニィ!
やや、勝手に押し掛けて
悪かった……とも思ったが、
 
こうなりゃこっちも意地だ。
あの男に会えるまで
テコでも動かねぇぜ。
 
イノ よし、そこを動くんじゃねぇぞ!  
闇慈 イテッ!  
闇慈 危ねぇとこだった。
さすがの闇慈様も
ちっと肝が冷えたな。
ED
あの男 全くジャパニーズとは
興味深い人種だ。
神器を操りイノを倒すとはな。
 
闇慈 あんたがひょっとして……
ギアを作った男かい?
 
あの男 そうとも言えるな。  
闇慈 前々から聞きたかったんだけどさ。
ギアってやつ……
あれ、本当に兵器なのかい?
 
あの男 ほう?  
闇慈 色々なギアに会ったけどな。
性格がねじ曲がってるのは
別にして、
 
ギアになって
長生きできるってのは
いいニュースだ。
 
それを支える生態系も
ギアで強化すれば問題ない。
エネルギー問題は法力で解決済み。
 
地球が満杯になったら
宇宙に行きゃあいい。
そう考えると辻褄が合うんだよな……
 
そいつがなんで!
あんなことに
なっちまったんだい?
 
あの男 天罰……いや原罪か。  
闇慈 具体的なとこは?  
あの男 神と世界に刃向かう
つもりがあるのなら、
私と共に来るがいい。
さぁ。
 
闇慈 お、俺は……  
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prezentedbyAkasaRira2002